話題沸騰中のポジティブ心理学講義を受けて考えてみた、仕事を楽しむには!

最近話題になっているポジティブ心理学について!

 

こんにちは、マサトです。

いきなりですが皆さん、ポジティブ心理学ってご存知ですか?

僕が最初にポジティブ心理学に出会ったのは、大学一年生の秋でした。その頃の僕は、何かしら本気で挑戦できるものを見つけたいと思っていた時期で、いろんな講座に参加していました。
その中でも一番記憶に残っているのが、ポジティブ心理学の講義です!
ポジティブ心理学を学ぶことで、本当の幸せとは何か、を知ることができるので、幸せになりたい方、オススメです。(^ ^)
そこで、みなさんにも知ってもらうために、ポジティブ心理学の講義で学んだことを、これから紹介していきたいと思います!

 

その前に、ポジティブ心理学について軽く説明しますね!

ポジティブ心理学とは、アメリカ心理学会の元会長 マーティン・セリグマン博士 が1998年に提唱したもので、普通の人がより仕事のやりがいを感じ、より生きがいを感じ、本当に幸せに生きるための科学。 幸福論、楽観と悲観、困難の克服、強み、充実感と快楽、勇気と忍耐、その応用などを学問として研究しているそうです。
そして、ポジティブ心理学の研究は幅広いが、俯瞰してみると主に3つの基礎研究領域に分けられます。

 

まず第一に「主観的なレベル」が挙げられます。これは、喜び、満足度や充足度、幸せや楽観性、フロー体験(物事に夢中になること)などが含まれます。このレベルでは、何か意義ある良い行いをすることや、善良な人であること以上に、良く感じることが重視されています。 

 

次は「個人のレベル」です。これはいい人生を送るために何が必要で、善い人でいるためにはどのような質が求められるのかを見いだす研究領域です。これには、人の強みや美徳の研究、愛と許し、勇気や忍耐力やレジリエンス(逆境力)、知恵や才能、創造性や独創性といった研究が含まれています。

 

最後に「集団またはコミュニティのレベル」です。組織のレベルとも言われることがあります。ここでは市民としての美徳や社会的責任、利他性や寛容性、仕事における倫理観をもったリーダーシップなどが研究され、より善き市民と組織、地域の開発に向けて応用されています。

 

ポジティブ心理学は、これから、みんなが幸せになっていくためにも、世界中にもっと繁栄させていくべき学問だと、僕は思っています。

 

サラリーマンのほとんどが仕事を楽しめていない!

 

講義の先生によると、サラリーマンに仕事が楽しいか否かについてアンケートを取ったところ、仕事が楽しいと思えている人が、約2割しかいなかったそうです。

これを聞いて僕は驚きました。

考えて見ると、生きていくためには、人生のほとんどを仕事に使わなければなりません。働かなければ、お金は入って来ません。

ということは、全国で働いているサラリーマンの約8割が、人生のほとんどを楽しめていないということになります。
ですが、この講義を受けた後に、僕はある光景を見て、講師が言っていたことが少しわかった気がしました。
これには理由があります。

 

それは、通勤の電車で見る、サラリーマンの覇気のない顔の表情です。

 

もちろん、全員ではありません。
そして、一番気になったのが、スマホでゲームをしている人がほとんどだということです。
もしかして、社会人にもなって、仕事ではなく、ゲームをしている時の方が楽しいのではないか、と僕は不安に思いました。
仕事で楽しめなかった分、帰りの電車のゲームで補うといった感じでしょうか。

 

これがダメみたいにいっている僕も、以前はそんな感じでした。
ですが、僕はこの考えを改めた方が良いと考えています。通勤電車の中の少ない時間を楽しむよりも、一日でもっとも長い仕事の時間を楽しんだ方が、楽しめる時間が増えます。ストレスも減って、社会全体が良くなっていくと思います。 
ストレスのない、誰もが輝けて幸せになれる社会を僕は作っていきたいのです。

 

では、一体どうすれば仕事を楽しむ事ができるのか。
その方法をいくつかお伝えします!

 

仕事をするときは、やりがいを感じること! 

 

僕は、ポジティブ心理学の講座を受けてから、仕事を楽しめる人間になりたい、と思うようになりました。
実際にどうしたら仕事を楽しむことができるのか。

 

結論から言うと、その仕事にやりがいを感じて、人との繋がりを意識することです。

 

講師の方が、ポジティブ心理学に興味を持ったきっかけでもあるエピソードを話してくれたので、書いていこうと思います。
講師の方は、大学をでた後、あるケータイショップに就職し、店長をやっていました。そして、そこには四人の従業員がいました。名前は、幸子、佳子、達也、宝さん。(名前は適当)

 

 ある日、達也さんが店長にこう言いました。

「なんか、仕事が楽しくありません。」

そう言って帰っていった達也さんをみて、店長は、どうすれば楽しく仕事をすることができるのか、リーダーとしてみんなの役に立ちたい、と思い、その日の夜ずっと考えました。
考えた結果、とにかく最近楽しかったことを、毎日聞いていこう、そうすれば、楽しいことを考える癖がつくかもしれない、と考え、次の日から一緒に現場で働いている4人の従業員に、最近楽しかったことや、今日楽しかったことを聞くようにしました。
毎日聞くようにして、何日か経ったときに、4人の従業員が、最近、仕事が楽しく思えるようになった、と言ってきたそうです。

 

 これに関して僕が思ったのは、毎日毎日、店長が最近楽しかったことや、今日の仕事で楽しかったことを考えさせることで、楽しいと思う事を自然と探すようになり、たとえ嫌なことがあっても、すぐ忘れていったのではないかな、と僕は思いました。

そして、楽しかったことを考え、それを相手と共有し話すことで、記憶に定着しやすくなり毎日が楽しく思えたのではないか、と僕は思います。僕もそうですが、楽しい話をして、笑い合うことができたら、嫌なことなんか忘れるでしょう。
毎日たくさん笑うことができるだけで、幸せになれて、前向きでいられます。学生の頃を思い出すと、やはり楽しいと思えたのは、友達と笑い合っているときですね。

 

 そして、社員が楽しんでやれたことによって、売り上げも上昇し、いつもなら県内でも成績が下位だったのに、上位へと上り詰めていきました。

ですが、なかなか県内で一位を取ることができず、一位になるには何が必要なのか、を店長は考えるようになりました。

そうして考えているうちに、自分一人ではなく、社員のやる気も上げていかなければならない、という考えになりました。

社員のやる気を上げるにはどうしたら良いか。

 

そこで考えたのが、仕事にやりがいをもたせて、繋がりを感じるというものでした。

 


お客様にケータイを販売をして、お客様が以前より、より安く、より快適に使うことができれば、生活が豊かになり、自分の趣味に今までよりも多くお金を使うことができるので、幸せを感じることができます。
経済的な面で考えてみると、お客様が安く使うことができれば、市場で財を買うことが増え、お金が回るようになるので、景気がよくなりますよね。
実際には、仕事をやる意義を見つけるために、世界の貧困の子供達に、ワクチンなどを届けるといった活動をしたそうです。


このように、僕たちの仕事が世の中に役立っていることを実感し、繋がりを感じることで、仕事をやる意義を見つけ、社員のやる気は上がっていきました。
こうして、社員のやる気は上がっていき、ついに、県内で、販売成績トップを勝ち取ることができたそうです。

よって、ポジティブ心理学は、会社の経営にも役立つことができる、と講師の方はおっしゃっていました。

 

最後に、ポジティブ心理学の基本的な考え方(普通の人がより仕事のやりがいを感じ、より生きがいを感じ、本当に幸せに生きるための科学)を大切に、これからもたくさんの人が幸せになっていけるよう、僕はポジティブ心理学を学んでいきたいと思います!

 

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!!(^ ^)